証券会社での新入社員マナー研修

18 2月

証券会社での新入社員マナー研修

もう25年ほども前になりますが、証券会社に入社し、配属先が決まるまでの初めの3日間、マナー研修がありました。

始めは服装や身だしなみに関することでした。証券会社は金融関係になりますので、身だしなみや礼儀作法などについては厳しく、研修専門の講師の方が行っていました。一応は社会的にお客様の資産をお預かりして運用するので信用問題にもなりかねないことから、外見は基より、内面に関することまでトータルに指導して頂きました。

 

入社当時は大卒、短大卒、高校卒で全員76名が一堂に集まり、研修となっていました。服装はスーツの色やワイシャツ、靴などに関することがありました。派手でないことはもちろんのこと、スーツは「ダブル」は禁止となっていました。また、社章も必ず付けることを義務付けられました。私は配属先は内勤営業でしたが、名刺の交換作法も教えて頂きました。

 

全体的にはかなり細かいところまで行き渡っていました。特に人事部、総務部からは身だしなみのチェックが廊下などで行き交う際、厳しく注意を受けていたりしたのを覚えています。男性の髪は「耳にかからない程度までしか伸ばさない」ことなどもありました。服装の洗濯頻度や、3日に1回はスーツを変えることや、ワイシャツは毎日変えることも指導されました。

 

一日目はそういった関係のことばかりでしたが、2日目はエレベーターの乗り方や、車に乗った際の座る場所、宴会などの席の場所の優先順位などと、敬語の使い方を習いました。また、廊下などを歩く際は端を歩くなども常識化されていました。3日目は電話応対や自己PRなど、人前で話すスピーチの練習などがありました。人前で話すのに慣れていない同期入社の高校卒の男性は緊張のあまり、手が震えて自分で制御できない状態になっていたのを今でも覚えています。現在は労働安全衛生マネジメントシステムの内部監査員研修に行ったり、後輩育成をしたりと毎日忙しく働いています。